私は物心がついたときからおそろしく毛深かったのです。幼稚園に通っていたころは男子に「僕のお父さんより脛毛が太い」とおどろかれていました。だから、高校を卒業したらすぐにサロンで脱毛したい、そう考えて一生懸命にアルバイトにはげみました。
ところが、体は順調に進んだのですが、ひとつだけネックがありました。それは、襟足です。
産毛の部分しか光を当ててもらうことができません。
法律できまっているとかで、「髪」には当てられません、と言われてしまうのです。
しかし、見る人が「これは産毛」「こっちは髪の毛」などと思うのでしょうか。「毛」というひとくくりだと思います。けれど、取り合ってもらえなかったのです。
とはいうものの、足や腕はだいぶきれいになっているので、そのときは、埒があかないので、一旦あきらめました。
それから、数年して、今度はサロンを変えましたが結果は同様です。
私は仕事柄、毎日髪を結い上げています。ほかの箇所はツルツルなのに、うなじだけがボウボウなので正直なところ、けっこう恥ずかしいです。
なので今度は、家庭用脱毛器の購入を考えています。
自分でケアをするのなら、髪も産毛も区別なくできるはずですから。ただ、自分で手が届きにくく、合わせ鏡でも見えづらいところなので、それがちょっとネックになっています。
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